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20代の転職についてワンポイントアドバイス

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20代の転職はアリ?ナシ?

厳しい就職状況が続いている現在ですが、自分自身のキャリアアップを考えるときには転職をすることは一つの手段となります。若い世代になるほど転職に関する抵抗感もないようで、自分の希望に合わない仕事をしているという時や、職場の人間関係がうまくいかない時には気軽に転職という手段を選んだりします。

しかし手軽に転職ができるからといって、すぐに転職を決めてしまうというのはのちのち大きな後悔のもとになってしまうこともあります。

転職をすること自体のハードルは下がってきているものの、転職をすることで目的を達成することができたという成功率は決して高いわけありません。むしろ転職をしたことで以前よりも給与が下がってしまったり、あるいは勤務時間などの条件が悪化してしまうという事例も多くあります。

転職を成功させるためには自分自身の中でしっかり理由や動機をまとめておき、それを達成するためにどういった方法をとっていくべきかということを戦略的に考えることが大切です。自分自身のキャリアアップや給与アップを考え転職という方法を選ぶとき、成功をするかどうかのポイントはだいたい共通しています。

参考:転職に成功する人と失敗する人のほんのわずかな違い9選

これから転職を考えるならまずは成功をすることができた人の体験談などを参考に、どういった段取りをとっていくべきかを計画していきましょう。

その転職は本当に必要なことですか?

転職を考えるときには、少なからず現在の仕事に不満を感じているということでしょう。

仕事の内容に対して給与が低かったり、上司や経営者と決定的に考え方が合わなかったりするとき、いつまでもその職場にとどまってストレスを貯め続けるよりはいっそ別の活躍の場所を求めるということがしたくなります。これまで転職をしてきた人を対象にした複数の企業からなるアンケートでは、どれも「人間関係」に問題を感じているという回答が上位にランクインしています。

しかしながら、人間関係の問題というのは簡単に解決をすることができない部分も多く、せっかく苦労をして転職したのに新しい職場でも同じような悩みを感じ再び短期で転職を選ぶということも少なくありません。転職をするときには自分一人で情報を集めるのではなく、転職サービスなど第三者を間に挟むと客観的に転職に関する情報を精査することができるかもしれません。

転職をしたいという気持ちは本当であっても、それは自分自身が抱える問題の解決手段として本当に適したものであるかということについては自分の中できちんと整理をしておくべきことです。

自分自身の行動に責任を持つ

年配世代の人からよくされるアドバイスとして「石の上にも三年なのだから、すぐに辞めずにとにかく続けてみた方がよい」ということがあります。確かに、どんな嫌な仕事であっても勤務をしているうちにその仕事の面白みを感じることができるようになったり、そこから新しい自分の可能性を発見することができたりします。

しかし現在では会社側の方針としてそもそも若手をじっくり育てるという意識がなく、使い潰す勢いで勤務させるということもあったりします。もし就業環境に疑問を感じたら、その会社で自分自身が5年後、10年後どういった仕事をしているかということをイメージしてみてください。

そのイメージが自分自身の考えているキャリアとあまりにもかけ離れていたりする場合には、前向きな転職をする一つのきっかけとなります。いずれにしても転職をして成功するも失敗するもそれはその選択をした自分自身の責任なのだというしっかりした自立心を持ち、リスク管理をしながら適切なキャリア形成を目指してください。

転職に前向きな方向性を加える

今の仕事、職場に不満があるから転職をしたいと思う場合ももちろんありますが、中にはキャリアアップをしたい、キャリアチェンジをしたいという理由で転職を希望する場合もあるでしょう。

例えば、理系の研究職の場合などはさらに専門的な研究をするための転職だったり、もっと自分の研究で活躍できる職場に行きたいという理由が挙げられます。

参考:研究開発のお仕事 | 理系・研究職の求人転職はChall-edge(チャレッジ)

また、今まで派遣社員や契約社員で働いていたけれど、安定した正社員を目指したいという理由ももちろんあります。どうしても転職と聞くと負のイメージがつきやすいですが、このように自分のキャリアのための転職と考えると前向きにとらえることもできます。

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