男性は安心で、女性は不安で浮気をする
「浮気は男の甲斐性」なんて言われていたのは昭和の時代までの話であり、現在では男性の浮気に対してかなり厳しい目が向けられるようになりました。
耳に新しい話としても、2016年が始まってすぐに報道された「ゲス不倫」ことベッキーと川谷絵音の不倫関係を始めとし、他にも有名人の不倫がいくつもスクープをされてきました。
そうした不倫報道があった人たちに関する報道を見ていると、決して夫婦関係が悪かったというわけではなくむしろ周囲からは円満そうに思われていたということがよくあります。
女性の立場にしてみると、自分なりに一生懸命妻としての役目を果たしてきたつもりなのに、それを裏切るような行為をするなんて許せないというふうに思ってしまいます。
男女の浮気をする心理を言い表す言葉として「男は安心で浮気する。女は不安で浮気する」というものがあります。
これは男性が浮気をするときというのは、現在のパートナーとの関係がうまくいっており精神的に安定しているからこそ出来心がわいてしまうということを言い表したものです。
全ての男性がそうというわけではないでしょうが、もし普段の態度からなんとなく夫や彼氏が浮気していると思えるならそれはあなたとの関係が安定しすぎているということが原因かもしれません。
浮気は許すべきかそれとも許さないべきか
女性の多くはパートナーである男性の小さな変化にもよく気が付きます。
例えば最近やたらと帰りが遅くなることが多くなったり、電話をしてもすぐに出ないことが多くなった、または急に見た目を気にするようになったり、それまで興味がなかったはずのことに興味を示すようになったというような場合です。
恋をすると見た目や態度に変化が現れるのはなにも女性ばかりではなく、男性の多くも新しい恋愛が始まったときには周囲にもわかるような変化が起こります。
なんとなくここのところの態度が怪しいなと思った時には、まず軽くカマをかけてみることで浮気の有無を判断することができます。
「この前女の人と歩いてるのを見たんだけど」や「何か隠し事してるよね?」といったことを突然切り出してみると、嘘に慣れていない男性ならば取り乱したり焦って別の話をしようとしたりしてくるはずです。
今ひとつ浮気の確信が持てないというときには、こっそり携帯の着信履歴を見てみたり、財布の中のレシートを調べてみるとそれらしい証拠が見つかるかもしれません。
話は最初に戻りますが、男性の多くは浮気をするとき現在のパートナーとの関係に安心しきっており、ある意味「ここまでならバレないだろう」という勝手な線引をしていたりします。
ですので普段いない時間に突然帰宅してみたり、電話をかけてみたりするとそこではっきり浮気の現場をおさえることができるでしょう。
問題はそうした浮気が確定したときに相手を許すかどうかです。
浮気の問題は大変に難しく、一度のことでも絶対に許せずそれで夫婦関係や交際が終わってしまうこともあれば、それから関係を修復して生活をやり直すことができることもあります。
許す許さないどちらにするかについてはケースバイケースですが、どうしても気持ちが収まらないという場合には我慢せずはっきり思っていることを伝えたほうがよいでしょう。