痩せる=綺麗になるということではない
女性の約8割の人が、何らかのダイエットを試した経験があるというアンケート調査があります。
標準以上への体重増加は美容にも健康にもよくない影響を与えてしまうため、太りやすくなる中年以降の世代にとっては特に日々のダイエットは重要です。
しかし若い女性の中には十分に標準体重の範囲内であるのに対し、「自分は太っている」と思い込み過度なダイエットを繰り返す人がいたりします。
芸能人やモデルさんの多くは極限にまで絞り込んだような痩せ体型をしていますが、そうした体重制限は若い世代の女性にとっては将来に渡る健康不安を引き起こす原因になってしまいます。
結論を先にいうと、痩せることと綺麗になるということは部分的に一致するもののかなり目的を違えるものであるため、単に体重を落とすことだけを目的にしてしまうとかえって見た目を悪くしてしまうことになります。
無理せず続けていくことがダイエットの秘訣
ダイエットで最も大切なのは、一時的に体重を落とすのではなく適正体重を長く継続していくことができるようにするということです。
急激に体重を落としたときにはリバウンドが起きやすく、目的を達成した途端にその反動から過食となり以前よりも体重が増えたというようなことにもなりかねません。
綺麗になるために痩せるなら、一応の目標体重を設定しつつもそれを達成したらリバウンドが起こらないように適度に体重コントロールをしていくことまで考えないといけません。
そのためにはダイエットには半年~1年くらいの期間を設けて少しずつ体質を改善していくようにします。
また食事制限だけでなく運動を合わせていくことで体内の脂肪を筋肉に変化させることができるので、見た目体重はそれほど変化はなくても引き締まったよいスタイルを作っていくことができます。
筋肉をつけると、代謝がよくなり太りにくくなると言われています。
毎日辛いほどの激しい運動をする必要はありません。
ヨガやストレッチ、筋肉トレーニングなど、無理なく楽しく続けられそうな方法を見つけてみるのをおすすめします。