お金が貯まる人と貯まらない人の違いとは
毎月同じくらいの給与をもらっているはずなのに、なぜか貯金が全くできないという人と、短期間でかなりの金額を貯めることできる人がいたりします。
特に日本においてはお金についての話題ははしたないという意識が持たれているため、知り合いとざっくばらんにお金の使いかたについて話す機会があまりありません。
そのためもともとお金を貯めるのが上手い人はよいのですが、お金の使いかたがうまくない人はいつまでたっても貯金スキルを身につけることができません。
お金が貯まる人と貯まらない人との最も大きな違いは、自分が普段使うお金の出入りをしっかり把握することができているかどうかということです。
今の自分は月収いくらで、そのうち家賃や光熱費、食費や交際費がいくらくらいなのかということをざっくりとでも把握ができていると、そこからいくら貯蓄ができるかということを計画することができます。
逆にお金の流れを把握していない人は、財布の中に入っているお金を見て「買える」「買えない」を判断するので、足りなくなったらすぐATMであればあるだけ使っていってしまいます。
特に無駄遣いをしているつもりはないのになぜか貯まらないという人は、自覚をしていないだけで十分無駄遣いをしています。
まずは自分がひと月あたり何にいくらかけているかということを把握する作業から始めてみましょう。
目標があると貯金がしやすい
貯金を計画的にしていくときに大切なのが、なんでも良いから目標を持つということです。
目標は「30万円貯まったら旅行に行く」や「30歳までに100万円貯める」などどんなことでもよいです。
とにかくいつまでにいくら位貯めたいかということをはっきりさせることで、貯金をしていく計画を立てやすくなります。
漠然とした目標でなんとなくする貯金では、ちょっと貯まったところですぐに高い買い物を思いつきでやってしまいますので、衝動買いを防ぐためにも何のためにどのくらい貯めるのかという目標設定は不可欠です。
私の友人で面白いと思ったのが将来賃貸ではなく、絶対に持ち家が欲しいという夢を持った子がいました。
その子は持ち家を持つための一番安い手段は何か調べていて、何かあった時にも両親がいる実家の近くに家を建てるため貯金をはじめたそうです。
ちなみにその子は実家と同じ市内の船橋にマイホームを建てる予定で、25歳までに200万円、30歳までに500万円、残りの500万円を旦那さんに出してもらい、計1,000万円貯めるという目標を立てていました。
1,000万円で建てられるの!?と思いましたが船橋のローコスト注文住宅であれば建てられるようですよ。しっかりと計算されて具体的に数字に出していると、なんだか叶いそうな気がしますよね。
目標が決まり月額いくらを絶対に貯金するかが固まれば、自然に毎日の買い物にも慎重になりますし無駄な出費を抑制するための心理的効果が得られます。