一人暮らしだからこそ身につけたい節約術
大きな書店に行くと節約術に関する書籍を集めたコーナーができてしまっているほど、多くの人が節約に関心を持つ時代になりました。
節約は誰にでもできる手軽な方法から、かなりお金に詳しい人だからこそできる専門的なものまで多様です。
給与額の大幅な増額が期待できない現代だからこそ、いざというときのために対応できるお金を用意しておきたいところなので節約術はできるだけ早めに身に付けたいものです。
中でもおすすめなのが現在一人暮らしをしているという人で、お金の出入りが把握しやすい単身のときにしっかり節約術を身につけておくことで将来的に家族が増えたときにも家庭内でのお金の流れを管理できるようになります。
一人暮らしでできる節約術としては、まず光熱費や通信費など毎月かかる生活の固定費を減らすという方法があります。
そこに食費や洋服代といったお小遣い部分の節約を加えていくことで、着実に貯金に回せる金額を増やすことができます。
更に生命保険や医療保険、自動車保険といった保険加入を見なおしていくことで総合的に月々にかかるコストを削減していくことが可能です。
まずは生活費を見なおしてみましょう
一人暮らしでの生活費を削減するために最も重要なのが月々の生活コストの見直しです。
一人暮らしをしている人の多くがアパートやマンションなどの賃貸物件に入り、家賃を支払って生活をしていることと思います。
毎月の給与額のうちその大半がなくなるのがこの家賃であり、特に東京など地価が高いところでは給料の半分近くがそれで使われてしまうということもあります。
そこで見なおしてもらいたいのが家賃を削減し、かつ光熱費を減らす方法がないかということです。
安い物件を探したり、シェアハウスなど安く入ることができるところを見つけるなど家賃を下げることができればそれだけで数万円は月々に使えるお金が増えます。
女性の場合には防犯面の問題もあるのでただ安いというだけでは物件選びをすることができませんが、最近は空き家問題からどんどん家賃の低い物件が出てきているので、定期的に引っ越し情報を見てみるとよいでしょう。
また物件によってはインターネットが無料であったり、光熱費が家賃の一部に組み込まれていたりということもあるのでそうした生活費全体が安くすむところを探す方法もあります。
衝動買いや無駄遣いを防ぐ
次に節約をするときに気をつけたいのが無駄遣いの防止です。
毎日の生活の中では食品や生活雑貨など必ず細かい買い物をしていかなければいけませんが、そこでついついやってしまうのが衝動買いや無駄遣いです。
特に一人暮らしの場合には、安いからと食材を買い込んで腐らせてしまったり、必要のない雑貨をまとめて買ってしまったりという失敗をやってしまいがちです。
上手に日常の買い物をしていくためのコツとなるのが「安いから買うのではなく、必要な時に買う」ということです。
スーパーなどにいくと特売品に目が行ってしまいますが、長い目で見た時例えその時には割高であっても必要な時に都度購入するようにした方が節約になるということがよくあります。
お金の使い方になれないうちは「生活費」として別に財布を用意して、月々の食費や生活用品を購入するのはその範囲で納めるようにするといった管理方法をとるとよいでしょう。
逆に食費や服飾費のように、必ず必要になるので「安い時に買っておくべきもの」もあります。
これらは高価なものを衝動的に買うことを抑えて、日頃から安いものを中心に利用するべきです。
特にセールを狙って、腐りにくい缶詰や乾燥食品を購入しておきましょう。
服の場合は、季節のセールや福袋がおすすめです。
特に最近の福袋は、中身が事前に分かるものや、元々の価格が分かるものもあるので上手に利用しましょう。